【短】甘々すぎるカノジョとカレの(仮)

次の瞬間、梨穂は倒れた。

「きゃああっ!!梨穂ちゃんっ?!」

真城さんが倒れた梨穂に駆け寄る。

「やっべ、保健室!」

川崎が梨穂に駆け寄っていって、梨穂を抱き上げようとする。

「待って」

「なんだよ?」

「俺がつれてく」


俺からは梨穂に近づかない。

決めてたのに、川崎が梨穂のこと姫抱っこするとか、許せないから。



「失礼しま~す…ってあれ、センセーいない…」

とりあえず梨穂をあいてるベッドに、起こさないように慎重に寝かせる。

「…ん」

おろしたときに、かすかに梨穂が頭の位置を変えた。

そのときに髪が広がって、梨穂の白い首筋が髪の隙間から見えた。


やばいな…触りたい。


「梨穂…」