「・・・」

黙っているといきなり有稀ちゃんは表情を変え、声をあげた。

「友達って言われたからって調子のんじゃねーよ!!!」


廊下に響く。
なにこれ?怖いよ・・・


「ウチ、全部知ってるから。あんたのもらった返事も」



「・・・なに?どういうこと?」
やっとの思いで出せた言葉。


「あんたマジでムカつく」