雨に濡れた手がかじかむ。 自分でも無意識のうちに電話を持ち出し、かけ慣れた番号を押す。 かけた先は・・・唯の家。 ~♪~♪~ 「もしもし?」 落ち着いた唯の声。 「唯?凛だよ・・・」 「凛-!どうしたの?声、震えてるけど大丈夫?」 唯には全部お見通しなんだね・・・ 「あたし・・・真司にフラれちゃったぁ・・・」 涙がこぼれないように上を向いてつぶやく。