「ねぇ、三浦~。誰と帰んの~?」
「俺ひとり~。お前は?」
「あたしもひとり」
「じゃあ、一緒に帰んない?」
「いいよ~」
三浦と帰るのは今日で2回目。
初めて帰った頃はまだ春で、あたし、三浦のこと嫌いだったな~。
自然に頬が緩む。
「なぁ、凛の夢って何?」
唐突な質問。
「あたしの夢・・・かぁ。・・・ないなぁ」
「お前頭いいし、『医者になりた~い!』って言うと思ってた」
「何それ(笑)そういう三浦は?」
「俺かー。俺は、Jリーグに入ることかな」
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