確信のない約束。【上】



時間は流れ、俺は中学2年生になった。
不登校気味だった。
学校に行くのは、週に1回か2週間に1回。
学校でもそれほど人と口をきかず、暗めな少年だった。

・・・母親は、不登校気味の俺を叱ることがなかった。

兄貴は高校2年生で、家にはほとんどいなかった。


俺は知らない。
——家族の温かさを。
——家族の大切さを。
——“家族”という意味を。