確信のない約束。【上】



「なぁ。屋上行かね?」
「屋上・・・?どこの?」
「このマンションの!」
「うん・・・いいよ・・・」

真司がちょっと悲しそうな表情をするから、悪い予感を覚えた。
気のせい・・・だよね?

屋上への長い階段を登り、古びた鉄のドアを開ける。
そこに広がる世界———
夕日が街を照らしていた。


「なにこれ!?めっちゃ綺麗!!」
「あ・・・うん・・・」
「どうしたの真司?」
「・・・」

真司は無言でその場に腰を下ろした。
悪い妄想が脳裏をよぎる。