確信のない約束。【上】



先に声をあげたのはあたしだった。

「あたし三浦とメールしたいなんて・・・」
「俺は別にいいけど?」
言い終わらないうちに三浦がしゃべった。


「えぇー・・・
じゃいいよ。特別ね」

そう言い放ち、メアドを交換するハメになった。


「俺、唯ともした~い」
「あたし!?」
「だめ・・・?」
「いいよ・・・」

健は唯にも聞いてた。


こうしてあたしたちは男子とメールをすることになった。
前から唯とか、友達としたことはあったけど、男子とは初めて・・・