「ん?なんとなく」 歌を思い出して、楽しく感じた。 BGMが頭の中で流れる。 「もしやヒィは迷子?」 「ううん、家出」 「家出って事は家に帰らないの?」 「当分ね」 「じゃあ、あたしの家来る?」 ヒィは飛んで喜んだ。 「いいの?」