瀬side




俺等は、
船に揺られて数時間。。




やっと着いた!
初めて、東京にやってきた~!




内心だけで嬉しく思ってる俺。




「……。」




ここに着いてから、
いきなり静かになった華恋。




「華恋…??」




「ッ…なに??」




何かを考えてたのか、
俺が声をかけた途端に肩をピクッと上げたのが分かった。




「大丈夫か?」




「うん、大丈夫だよ!
どっかカフェに入ろっか??
もうすぐお昼時だし。」




華恋は俺でも分かるような作り笑いをした。