「次の方どうぞー!」




明るい声が聞こえて、
私達は、観覧車の中に乗り込んだ。




「あーぁ、なんかさ、楽しい時間って早く感じるww」




「だな~w
それだけ、時間を忘れて楽しめてるって事だろ…??」




これからも、ずっと……、
こうして遊べるのかな…??




「………、なぁ。華恋。。」




「ん~??
どうしたの?」




瀬がいきなり真剣な表情で私を見てきた。




「日向もさ、気にしてるらしいけどよ…
華恋…、お前はいなくならねぇよね??」




「え??」




瀬……、
何を言ってるの??




「お前は、俺達の前から突然、
姿を消したりしないよな……??」




「ハハッwww
なに…言ってるのさっ、
………やめてよねっww」




「華恋……。
お前は今、何を思ってるんだ。。」




何にも思ってないよ……




「…急に…どうしたの…??」




本当にどうしたのよ、瀬……??




今まで、私の事を何にも知らなかったアナタが、急にどうしてそんな事を言い出すの…??