「日向、ふらついてんのに無理して立つなって!」




日向は座って居たベンチから、おぼつかない足取りで立ち上がった。




「はぁ…、大丈…夫…♭」




「日向いい加減にしてよっ!!」




百合がいきなり大きな声を上げたから吃驚した。。




「本当は、ずっと朝から体調悪かったんでしょ??


どうしてそこまで、無理するのよ…?」




「百合知ってたんだ…w」




笑ってごまかそうとしている、日向。




「ねぇ、ごまかさないでよ。
どうして、ここまでして無理するの??


自分の身体なんだから、もっと大切にしてよ。。」




百合は、人の事を心配する事が多い。。




「別に…、
無理して…ない…。


もし、無理…してるとしたら…、
それは、華恋のせい…だ…ゲホッゲホッ」




日向が苦しそうに言葉を発して、
咳までもが出てきた。




てか、私ってなんで…??



「私……??」




え?マジでなんで私…??