~現在~




「それが何??」




私は里利を睨みつけた。




「将来を誓い合ったのに…
酷いよ……、華恋。」




「酷いのはどっちよ!!
私なんて、ただの遊びでしか無かったんでしょ?!
本命は、皆川先生だったんでしょっ!!!」




私は里利に、怒りをぶちまけた。




「違う!!
あれはなんでも無いんだ!!!」




弁解をしようと、必死の里利。




「じゃぁ……。
どうして、アナタはあの部屋からっ…、
皆川先生の肩を抱き寄せ出てきたのですか??」




「……っ!
っそ、それは…。」




言葉に詰まる里利に、怒りが益々増した。




「サイッテー!!
アンタなんて、ホンット大大大っっっっ嫌い!!!」




私は百合の手を握りしめて、足早と学校から去る。