「華恋…」




「…アナタは誰ですか??」




「何言ってんだよ?華恋?!」




彼は私の真ん前で歩を止めた。




「里利だよ??
これが証拠だよ。。」




そう言って彼……里利は、
自分の左耳を私に見せてきた。




そこには、つい最近までは美しく綺麗に輝いていると思っていた、アクアマリン色のピアス……。




今では、美しいとも綺麗だとも思わない。




私と里利が付き合っていた頃に、里利がこのピアスを買って来て、片方ずつ付ける事にしたんだ。。




あの時、里利が私に教えてくれたんだ。。




アクアマリンの意味を………、