-華恋side-




「どーすんの、これから?」




私達は、先生の部屋から抜け出しそれから家に戻ってきていた。




「…考え中かな……」




私は、そう言いながら床に寝転がった。




「戻らねーのか?」




「うん、まだここにいようかなって…。
芸能界辞めないといけないし…ね。」




「日向達は、どーすんだ??
なにも言わずに来たんだ。心配してんぞ。」




「…っ大丈夫だよ。。
きっと…。」




私は、目元に腕を乗せた。




「……なぁ。
お前、日向好きだろ…。」




「っんな!?はぁ?
ど、どーしたのよ!急に!」




「隠せてるつもりでいるかもしれないけど、隠せてねーからな?」




「別に、あんな奴好きじゃないし!」