里利side...




『里利……。
私、もう里利と会うつもり無いから。



今までありがと、ごめんね。。
さよなら。』




華恋…、華恋、華恋。。




こんなにも、キミの事を想っているのに…




キミと離れてから実感した…。


何時もどんなときでも、隣に居てくれて。

俺を、笑わせてくれたり…泣かせたり、怒らせたり…。。




キミと初めて会った時……、
綺麗で可愛い女の子が第一印象だった。




教師と言うのを理由に使い、
ただ、軽い気持ちでキミに近づいた。。




でも、今思えば…


キミと会った瞬間から俺の方がキミに惚れていたのかもしれないね…。





キミと過ごした毎日は俺の中で多分、一生忘れきれないほどだと思う。。




それだけ、世界が輝いて見えていたんだ…。




確かに俺は、浮気をしてしまった。。


でも、それは一週間も経たないうちに終わったんだ。




そして、キミはその一週間のうちに俺の前に姿を表さないくなったんだよね。。




「今、思うと……
サイテーだな、俺は。。」




華恋の思い込んでる気持ちにも気付かず、堂々と浮気をしてしまった。。




馬鹿だ。


馬鹿としか言いようがない……。




「…………っ、」




ドンッ…




キツく握り締めた拳を床に叩き付けた。




じんわりと、痛みが広がってくる…




「ハ…ハハッ、」




もう、笑うしか出来ないよ。。