里利とは違う声。。




いい感じに低くて、でも透き通るような声の持ち主。




「…っ瀬……。」




安心感からか、涙が今まで以上に溢れ出した…。




里利は舌打ちをし、私の上からのいた。




「華恋を返せ。」




いつも以上に低い瀬の声。。




「どーして??」




里利は私の腕を強く掴み、私が逃げれないようにしていた。




「クソッ!」




そして、瀬は里利を一発殴りに掛かった。




里利は殴ってくるとは思っていなかったのか、瀬の拳を一発くらっていた。




「華恋、行くぞ!」




「う、うん!」




瀬に小走りで近づく。