「華恋!!」




ビクッ、




突然、大声が聞こえて吃驚した……;;




「ん~…あ…れ…??」




「華恋……??
そんなに、苦しいならアイツの事なんて…っ、


忘れればいいじゃん…。」




「ら…い……。」




あ……、
ヤバい。




寝ボケてて、ついつい里利の名前をっ;;




「この…、
ピアスもアイツから貰ったんだろ。。」




そう言って片方にしかしていない、私のピアスに触ってきそうになった…。




「瀬!やめて…っ!」




ピアスの触れそうになった瀬の手を、私ははじき返した。。




瀬の様子が……、


おかしいよ…;;




熱のせいなのかな…??




「もう、別れた男から貰った……、
こんなピアスなんて、捨てればいいじゃんか…??」




「瀬には…関係ないよ……。」




「関係あるっ!
俺にも…関係……あるよ…。」




そう言った瀬は私を抱きしめてきた。




だけど、とても優しく……。




少しの力ですぐにパリンっと割れそうな程の、割れ物を優しく包み込むような感じ、でも…、



とても、強く。。


もう、離さないっと言う感じで……。