「ユ、キ…?どうしたの?」 思いもよらない出来事に動揺するあたし。 「……、ごめん」 小さく耳元で囁かれた優希の声。 不覚にも反応してしまうのは、どうしようもないくらい優希が好きだから。 「優希?…どうして謝るの?」 優希のちょっとだけ細い腰に手を回すと、ぎゅっと抱き返してくれる。 優希の匂いがあたしを包み、不思議と眠くなってくる。 「芽々は、何もしなくていい。ただ、傍に……俺の傍にいてくれるだけでいいんだ…」 優希から発っせられた弱々しく今にも消えてしまいそうに呟かれた言葉。