「おーい!どうしたの?ぼんやりしちゃって…」


ぼんやりしていたらしい俺。


かけられた声に我にかえると、傍らには愛しい彼女。


「何でもねぇ…」


「んーならいいけどっ」


ポンポンと頭を撫でてやれば、ふわりと笑う。


"俺の欲しかった笑顔"


「クスクス…どうしたの?」


「いや、可愛いなぁと思って」


「…バカ…///」


頬を染め照れた顔も魅力的。


結局のところ、彼女の全てが愛おしかったりする。


あやめに引き合わせてくれてありがとな。


大切にするから安心しろよ?


『兄貴』





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end