さすが超有名私立高校…。


他の同級生達もキラキラと輝いててまるで違う生き物みたい…。


それに比べて私は…


155㎝の身長に


平凡な体型


平凡な顔…。





浮いてる…浮きまくってるよ…!!


これからうまくやっていけるのかな…?


そんな私の気持ちは全く無視して入学式が始まった。






「きゃー!!東城さーんっっ!!」





祝辞や校長先生の話が進む中、一際目立つ歓声が響き渡った。


ウトウトとまどろんでいた私には目覚まし代わりになって丁度よかった。


誰だろ~?


壇上には茶色い髪で背が高く、整った顔には女の子がとろけそうな笑みを浮かべたこれまたモデルみたいな人が立っていた。