次の日、あたしは大河と梓織梨と奏を連れ、授業をサボって屋上へ。



本当はあたしのキャラだとサボっちゃいけないんだけど、お腹が痛いって仮病を使った。



他の3人は普通にサボりだけど。



「なんなのよ!こんなトコ連れて来て!」



サボるのを嫌う梓織梨は相当ご立腹なようで。



「まぁまぁ」

「まぁまぁじゃないから!」



梓織梨に殴られたけど気にしない。今はそれ所じゃない。



「あのさ、ちょっとここで待ってて?」

「はい!?」



うん、ここでもうあたし達の策略はバレた。



まぁそんな事はどうでもいいのです!



あたしと奏はダッシュで屋上から逃げました。



そして、かっぱらってきた屋上の鍵で、屋上に鍵をかけました。



「一時間目終わったら迎えに行くからね~」

「はぁ!?ちょっと待ちなさい!」



梓織梨が怒って屋上の出口まで走ってくるけど、もう鍵は閉めたもんね~。



思う存分イチャつきなさい!



付き合いなさい!



梓織梨、後は任せたよ!



梓織梨のパワーで大河をあたしから引き剥がしてね!



よろしく~!