「どどど、どうしたの!?」

「寒いから抱きしめた」

「ははは・・・」



うん、あたしの今の気持ち、正直恥ずかしい。



これは、奏の嫉妬から生まれるものですか?



「勉強、続けろ」

「う、うん」



それから大河の超分かりやすい解説は続き・・・。



「終わった!」



なんと、大河が用意してきたテキストブック一冊(って言ってもほんの30ページだけど)を全てやり終えました!



「大河、学校の先生になれば?」

「・・・考えとく」



大河に聞いたら、まだ夢はないそうです。



だから『進路希望調査どうすっかな~』って言ってた。



「じゃあ、お前は帰れ」

「もっと久留巳といる~」

「帰って」



今から奏とのイチャイチャタイムなんです!



だから邪魔者は帰れ帰れ!



それから「しょうがねぇな~」と言った大河は大人しく奏の家から出てった。



「大河に女紹介しようかな」

「そうしてくれ」



うん、現在フリーな梓織梨を紹介しましょう。


梓織梨と付き合うのは難しそうだけど・・・。



結構お似合いな2人だと思うな~。