―奏side―


女って怖ぇぇ・・・。



俺の横で火花を散らしている真希と久留巳。



と、思ってたら、いきなり久留巳が真希を殴った。



「いったぁい・・・。何すんのよ!あたし、奏を諦めてあげたのよ!?」

「そういう問題じゃない!あんた奏とヤッたでしょ!?」

「入れてないわよ!」



そして、口喧嘩が始まり・・・。



「ご・・・めんなさい」



久留巳が勝った。



真希は土下座をして謝ってる。



久留巳は力だけじゃなくて口も強いってわけだな・・・。



「もう奏に関わんないで」

「はい・・・」



久留巳はそう言って真希の家を後にした。



怖ぇ・・・。

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「かーなでっ」



久留巳がニコニコ顔で俺の膝に座った。



俺たちは数分前に家に帰ってきて、イチャイチャタイム。



「はい、クリスマスプレゼント」



久留巳はそう言って、細長い箱を出した。



「あたしとお揃い~♪」


中を開けたら、ネックレスだった。


俺のお気に入りのブランドで、高いから買おうか迷ってた、あのネックレス。



「ありがとう」



素直にお礼が言えた。