それから奏の胸の中でしばらく泣いて・・・。
泣き止んでから、奏の顔を見た。
「キス、して?」
あたしがそう言うと、奏はゆっくり顔を近づけてきて、あたしにキスをしてくれた。
------------------
「俺、明日真希の所行く」
「え?」
奏が突然言った。
あたしは意味が分からずに奏を見つめる。
「話して来るだけだから。信じて待ってろ。真希に、しつこくするなって言ってくるだけだから」
「うん・・・」
あたしは、それしか言えなかった。
それから、次の日の午後、奏は真希さんの家に向った。
------------------
―奏side―
ピンポーン
真希の家に来た。
俺はインターホンを押して真希を待つ。
「キャァァァ!奏が来てくれたぁーー!」
そう言って抱きついてくる真希を、俺は邪険に追い払う。
「うっせぇ。離れろ。俺はお前と決着着けるために来ただけだ」
そう、昨日久留巳が言えを飛び出した後、今日、真希の家に来る約束をしていた。
真希は、俺が真希とヤりに来たとか思ってるだろうが、そんな事するハズない。
久留巳を裏切るわけない。
例え久留巳に「真希さんトコでヤって来ていいよ」と言われても、俺はヤらないと思う。
泣き止んでから、奏の顔を見た。
「キス、して?」
あたしがそう言うと、奏はゆっくり顔を近づけてきて、あたしにキスをしてくれた。
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「俺、明日真希の所行く」
「え?」
奏が突然言った。
あたしは意味が分からずに奏を見つめる。
「話して来るだけだから。信じて待ってろ。真希に、しつこくするなって言ってくるだけだから」
「うん・・・」
あたしは、それしか言えなかった。
それから、次の日の午後、奏は真希さんの家に向った。
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―奏side―
ピンポーン
真希の家に来た。
俺はインターホンを押して真希を待つ。
「キャァァァ!奏が来てくれたぁーー!」
そう言って抱きついてくる真希を、俺は邪険に追い払う。
「うっせぇ。離れろ。俺はお前と決着着けるために来ただけだ」
そう、昨日久留巳が言えを飛び出した後、今日、真希の家に来る約束をしていた。
真希は、俺が真希とヤりに来たとか思ってるだろうが、そんな事するハズない。
久留巳を裏切るわけない。
例え久留巳に「真希さんトコでヤって来ていいよ」と言われても、俺はヤらないと思う。



