結局、大河にはメールを返さないことにした。



返して、奏にヤキモチやかせても良かったんだけどね。



そのとき――



ピンポ~ン ピンポ~ン ピンポ~ン



というあのインターホンの音・・・。



「誰だよ・・・」



ブツブツ言いながら玄関の方に歩いていった奏を追う。



奏が玄関を開けた。



そこにいたのは・・・。



「真希・・・」



キレイなブロンドの髪をした、少し背の高い、大人の色気をした、キレイな女の人がいた。



もしや、ウワサの元セフレ・・・?



あきらかに、年上だよね・・・。



「奏ぇ~!来ちゃった!あたし、どうしても奏とヤりたい!」



そう言って奏に飛びついてキス・・・。



キス・・・。



キス!?接吻!?



はぁ!?



「舌、入れたいのに奏が口ふさいでて中々入んなぁい」



はぁ!?