―奏side―
何だこの女の手の力。
鉄の腕力だな・・・。
そう思ってたら、順番が回ってきた。
「ねぇ、席取っといて。あたしが注文してくるから。何がいい?」
「・・・。杉谷さんが席取って・・・。僕が奢(おご)りますから」
「マジ?ちゃんと男やってんじゃーん。じゃ、お願いね。あたし、『ベリー×ベリーショート』ね。それと、あたし『僕』イヤ~」
ウザッ・・・。
『僕イヤ~』って言われてもさ、しょーがねぇんだよ、こういう性格で通してるから。
―久留巳side―
『奢りますから』という神城の言葉に多少ドキッとした。
あ、この感覚・・・。
どこかであった。
懐かしい感覚。
それにしても、『ドキッ』ってなんだろう。
思い出せなくてモヤモヤする!
でも、本当『僕』ってイヤだなぁ・・・。
「『僕』イヤ~」
って言っちゃったけど・・・。
傷ついてないかな?
言い過ぎたかも・・・。
って、はぁ!?
何で、あたしがあいつの心配を!?
何だこの女の手の力。
鉄の腕力だな・・・。
そう思ってたら、順番が回ってきた。
「ねぇ、席取っといて。あたしが注文してくるから。何がいい?」
「・・・。杉谷さんが席取って・・・。僕が奢(おご)りますから」
「マジ?ちゃんと男やってんじゃーん。じゃ、お願いね。あたし、『ベリー×ベリーショート』ね。それと、あたし『僕』イヤ~」
ウザッ・・・。
『僕イヤ~』って言われてもさ、しょーがねぇんだよ、こういう性格で通してるから。
―久留巳side―
『奢りますから』という神城の言葉に多少ドキッとした。
あ、この感覚・・・。
どこかであった。
懐かしい感覚。
それにしても、『ドキッ』ってなんだろう。
思い出せなくてモヤモヤする!
でも、本当『僕』ってイヤだなぁ・・・。
「『僕』イヤ~」
って言っちゃったけど・・・。
傷ついてないかな?
言い過ぎたかも・・・。
って、はぁ!?
何で、あたしがあいつの心配を!?



