「いいけど・・・」



そう言って、いきさつを説明し始めた佐倉。



「ま、簡単に言うと大河に抱きしめられて意識しちゃった感じ?」



適当だな、おい。



「まぁそんな感じで付き合いました~! 経緯を聞くのは野暮ってもんだよ、神城クン」



篠塚うぜぇぇっ!



「ま、2人が幸せならそれでいいや!」



久留巳の適当だな・・・。



まぁいいか。



そんな俺には知らないし。



「久留巳今日俺ん家来いな」

「えぇ~っ・・・」



こいつらのラブラブさ見てたらヤりたくなってきたから。



俺らもラブりてぇじゃん?



何か俺、すっげぇバカっぽいな・・・。



ま、バカでもいいか。久留巳がそんな俺を好きでいてくれんなら。



久留巳が俺を嫌ったら、マジで自殺するかも。



「俺の事好きか?」

「好きだよ~。奏は?」

「ん・・・」



好きだなんて言えっかよ。