「まぁ合格したんならいいわ」



おぉ、許された!



・・・そういえば、今思ったんだけど、奏、変装こそしてるけど、性格・・・。



まぁ、大丈夫・・・だよね?

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そんなこんなで春休み!



この春休みが終われば、あたし達は高校2年生!



イェイ!



無駄にテンションが高い理由は、奏と一緒にyuzuちゃんのライブに行ったから!



あたし達は、柚子ちゃんに、一番前の席のライブチケットをもらったからyuzuちゃんのライブに行ったんです!



すっごい迫力満点で。



中には、あたしの事を思い描いた歌もあって。



『wal・nut』ってタイトルで、それを歌い終わった時にyuzuちゃんが「これは、弟の彼女の事を思い描いた歌なんですよ。すっごい可愛いんです!ほら、そこにいます」って言ったんだ。



yuzuちゃんに指差されて、みんなに見られて恥ずかしかったけど、結構嬉しかった。



だって、あのyuzuちゃんがあたしの歌を!



考えただけでニヤける。



「・・・久留巳、ニヤけてどうしたんだよ・・・」

「えへへー。yuzuちゃん大好き!」



そう言って奏に抱きついた。



「俺yuzuでも柚子でもないし!」

「それでもいいのー!誰かに抱きつきたい!」

「・・・これ以上抱きついたら理性保てなくなるからやめろ」



そう言っても離すもんか!