へえー。

そうゆう事。

つまり

「その拾ってくれた
男の人の
養子に桐がなって
男の人は
引退して会長に
そして
新しい
代表取締役社長に
養子の桐を指名して
桐が社長になったと。」

「そうそう。
本当に
いい人何だよな。
おまけに
カッコいいし。
まあ
カナリ
残酷な人ダケド…
何だか
俺には
カナリ優しいんだよな。
本当の
父さんみたいだし。」

そう言って話す
桐の笑顔は
輝いていた。

本当に
良かった。

んでもね?
あたし
まだ
気になる事が
あるんだよね?

「ねえ
まだ
聞いてもいい?」

「あ~。
何だ?」

「何で
桐達は
あそこに
《悪龍》の倉庫まで
きたの?」

「それわな
俺達
凛に会ってない間も
凛の事見てたんだ。
見てた。って、言っても
情報をな?
そして
暁達といると分かった。
暁達と
いるって分かった時
コイツらなら
凛を任せられる。
そう思って見守ってんだ。
そしたら
今日
いきなり
暁から電話があってな?
凛が拉致られた。って
ゆうからさあ~
もう
その瞬間
俺達みんな
家飛び出してたあ~
みたいなかんじで
《悪龍》の倉庫に行って

ここにみたいな?」

みたいな?って

可愛くないよ。桐。

でも
みんな
あたしを
心配してくれたんだよね。

「ありがとう。みんな。」

そう
笑顔であたしは
みんなに
お礼を言った。