あっけなく死んだ
2人を後に
俺は
2人の娘の所に行った。

「殺しに来た。」

そう言いながら
部屋に入り
俺は
少女を見た。

少女を見た瞬間
俺の
時は止まった。

殺しに来た。と
俺は言ったのに

少女は
笑っていた。

そして
少女の瞳は
死んでいた。

そして
瞳が言っていた。

殺して。と。

だが
俺は
殺す事が
出来なかった。

なぜだか
俺は
少女を
このまま
殺してはいけない。

助けたい。

そう思っていた。

俺を
深い闇から
救ってくれた
拓、秋、嵐、忍の用に…

俺も
この少女を
救いたいと思った。

だから
俺は
少女を
連れ去った。

だが
俺は困った。

連れて来たは
いいが
どうすればいいのか。

少女は
全然話さないし
ただ
笑っているだけ。

人形の用に…。

困った俺は
拓達に相談した。

そして
この時に
俺は
拓達に
殺し屋だと告げた。

絶対に
離れて行く。

と、俺は思っていた。

だが
拓達は
殺し屋だろうと何だろうと
桐は桐だ。

そう言ってくれた。

そして
一緒に
頑張ってくれた。

少女を
人形から人間に
戻すために…。