・嵐side・
はあ。

もう
凛には
困った者ですね。

桐もですが…ね…。

頑張って
拓が押さえ込んでますが…

そろそろ
拓も限界だろうし
助けましょうか。

「桐。
いい加減にして下さい。
凛も
年頃何ですよ。
彼氏の
1人や2人居ても
当たり前でしょう。」

そう
笑顔で
僕は言った。

その瞬間
周りの空気が変わり

何故だか
凛は
慌てて
暁から離れて

「みっみんな
とっ取り合えず
倉庫に戻らない?
ねっ?ね?」

そう言った凛。

それに合わせるように

「「「「そっそうだな。」」」」

と、言った
拓、桐、秋、忍。

みんな
どうしたのでしょうね?

いきなり
どもって
焦ったように…

でもまあ

「じゃあ
早くいきましょうか?」

「うっうんッ!!」

そう言って
《悪龍》の倉庫を後にして

《羅王》の倉庫に戻った。