・暁side・
また声に出てるし。

でもまあ
凛が
言ってる事も
間違ってわねーよな。

それにしても
まだ
チャラ男は
マシだとしても
万年発情期って…。

俺と陸以外
みんな笑ってるし。

あの
普段あんまり笑わない
奏まで
声出して笑ってるし。

陸は…

うん。そうなるよな。

魂抜けるよな。

この世の終わり。

みたいな
顔になるよな。

でも
今回は
陸が悪いからな。

万年発情期も
別に
間違ってねーしな。

それにしても
凛が
倉庫に
来るようになってから
みんな
明るくなったよな。

下の奴等も
全国No.1《羅王》とゆう
ブランドの
プレッシャーで
結構
ピリピリしてたが
最近は
その
ピリピリした
空気もなくなり
変わりに
笑顔が溢れている。

これも
凛のおかげだな。

凛が
《羅王》の姫に
なってくれたおかげで
みんな
いい方に
変わって来ている。

ホント
最高だ。

さすが
俺の女…彼女だ。

「凛。」

「何?どうしたの?」

「好きだ。」

「あたしも好きよ?」

「来い。」

「うん。」

そう言って
俺の
膝の上に
乗ってくる凛。

そして
抱き締め合う俺と凛。

もう

凛。

大好きだ。