それに
あたし
気付いてるのよ。

あの日
あたしを
襲おうとした男達の
裏には
黒幕がいること。

「あなた達は
隠していた
つもりかもしれないけどね
あたし
知っているのよ。
あの日
あたしを
襲おうとした
男達の黒幕を…」

そう
あたしが
言ったら
みんな
びっくりした用な
顔で
あたしを見てきた。

そして

「何で
知ってるんだ。」

暁が言った。

そんなの
決まってるじゃない。

「あんな事が
出来るのは
ただ1人…。
未来だけよ。
ねえ?
そうでしょう。…暁。」

「あ~。
そうだ。
凛を
はめたのは
その
未来とゆうヤツだ。
ダケド
何で
分かった?」

「だから
さっきも
言った通り
あんな事が
出来るのは
未来だけなのよ。
あたしを
あそこに
誘導出来るのは
あたしが
信用していた人にしか
出来ない。
それが
未来なのよ。」

本当に
最悪よね。

ようやく
信用出来る
友達が
出来たと思ったのにね…。

だから
あたしは

「あたしは
人間が嫌いなのよ。
信用したら
裏切る。
本当に
人間は
最低な生き物よ…。
って
もう
こんな話し辞めましょう。」

「分かった。
でも
最後に
聞いていいか?」

「何かしら?」

「凛は
俺達の事も
信用出来ないか?」

「今は
まだ、出来ないわ。」

「そうか…。
でもな、凛。
俺は…俺達は…
裏切らない。
だから
俺を、俺達を、信じろ。
本物の
笑顔、見せてくれよ。」

本物の笑顔…ね…。

「あなた達の事が
信用出来たら…
その時は
笑うわ。
本物の笑顔でね…。」