・凛side・
あたしが
言った言葉を聞いた
みんなは
顔を歪めた。

そして
歪めた顔のまま
暁は

「お前ら
ちょっと
出て行ってもらえるか?」

と、
連合の皆さん方に言った。

そして

「「「「「「「「「「はい。」」」」」」」」」」

そう言って
出ていった。

皆さん方が
出ていったのを
確認した
暁は
あたしに言った。

「何で
凛は
人を、人間を、信じない?」

何で、ですって?

そんなの
決まってるわ…。

「人間は
最後には
必ず、裏切るからよ。」

「裏切らない
人間だっている。」

「そんなの綺麗事よ。」

「綺麗事なん「綺麗事って言ってるでしょう!!」

あたしは
つい
大声で言ってしまった。

こんな
あたしに
びっくりしているみんな。

ダケド
あたしは
止まらない。

「だって
そうでしょう!!
あたしの
近くにいた人達は
みんな
あたしを裏切った!!
裏切らなかった人何て
いなかった!!
それなのに
でうやって
信じろとゆうのよ!!
どうやって
人間を信じろとゆうのよ!!
人何て、人間何て、信じない。
あたしは
誰も、信じない。」