「だから杏…、私たちは杏が"京月杏"としていることに反対じゃないの。むしろ賛成なの…。」
「……なんで……?」
「だって…、今楽しいでしょ?杏月大翔でいるより、京月杏でいるほうが楽しいでしょ?」
「お母さん…。」
うん…。
楽しいよ…?
ものすごく…。
ただ、バレたときのリスクは大きかったけど…。
でもイジメられなくて、帆乃香と達也以外の友達もできて…。
彼氏もできて…。
あの頃のあたしからは全く予想がつかない出来事だよ……。
夢にまで見た光景なんだ……。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…