シャンプーの香りが、ほのかにする。 こういう時の佑斗は、ますます色っぽく感じさせるのだ。 「なあ、由奈。よそ見すんなよ」 「う、うん…」 佑斗は、ゆっくりと顔を近付け、キスをした。 「ん…」 もう慣れたはずの佑斗のキスは、今でも私の胸を高鳴らせる。 息も出来ないくらいに、佑斗は深く深く、キスをした。