それから、数日が経った。 特に変わった事もなく、陸とは連絡を取っていない。 でも、いつ何が起こるか分からない日々は、不気味で仕方なかった。 そんな時、竜二が血相を変えてやって来たのだった。 「佑斗さん!分かりましたよ!」 ただならぬ雰囲気から、陸たちの事だと、確信した。