* ゴールデンウィーク最後の日。 私はすることもなく、部屋に一人いる。 『そんなお前、ほおっておけねェよ』 シンの言葉を思い出す。 恥ずかしくてクショッンに顔をうずめる。 けど同時に夕日の逆光でよくみえないアヤネの顔を思い出す。 恋か、友情か・・・。 「はぁ・・・」 ため息を吐く。