時計を見るとぴったり PM 4:00 。

僕はギリギリセーフで、Elephant Cafeに着いた。


お店に入ると、既にミナさんは窓際のテーブル席に着いていた。


「こ、こんにちは!遅くなってしまって、ごめんなさい!」


ギリギリ到着した事を謝ると、


「ううん!私も今、来たばかりだから」


と言ってくれたミナさんの目は、僕が手にしているさっき貰ったピンク色の紙袋を、しっかりと捕えていた。