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「ただいまっ」


家に着き、階段を駆け上がり自分の部屋に入ると、やっと 私の緊張した体から力が抜けていきました。


そしてドキドキしながら、カバンから携帯電話を取り出すと、


【Mailアリ:1】


「あれ?」


気付けば既に、タムラ君からメールが届いていました。




《 ミナさんへ

  今日は突然すみませんでした。

  お話ができて、とても嬉しかったです

  またメールします!

             シンジ 》