結局僕は、少しも自信を持てないまま、こうしてバレンタイン当日を迎えてしまったのだった。 僕が今日、もう一度告白するのと同じ覚悟で臨む事を、ミナさんは知ってるだろうか? 知るワケないよなぁ…… 僕は今日、どんな顔をして彼女の前に現れたらいいんだろう? 女の子みたいな事を言うようだけど、本当に授業どころじゃないんだ。