ミーナの初恋

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 私が告白を決めて、初めての金曜日がやって来た。


先週の私は、マツオカさんにチョコを渡すなんて事、想像さえしていなかった。


だけど渡すと決めたからには、何とか顔だけでも覚えてもらいたい。


そんな決意を抱いてお店に入ると


「いらっしゃいませ」


マツオカさんの声に迎えられ、緊張しながらも、私はいつもの窓際のテーブル席についた。


すると こちらもいつもの通り、私の元にマツオカさんがオーダーを取りにやって来た。