「先にお昼ご飯を食べましょうか?」 というタムラ君の提案で、私たちは水族館の中にある小さなCafeで、サンドイッチを食べる事にしました。 向かい合わせに座りながらも、目を合わせられない私たち。 私は何とか平気になったと言うのに……。 タムラ君があんまり真っ赤な顔をして恥ずかしがっているのを見ながら、 私は、私が初めて知る 何だか“温かい気持ち”を、とても不思議な気持ちを味わっていたのでした。 あぁ、これが『母性』とか、言われるものなのかしら? ???