ミーナの初恋

 


「お待たせしました」

二人の紅茶を運んでくれたのはマスター。


「今日はお友達を連れて来てくれて、ありがとう。これは、そのお礼」

さりげなくテーブルに置かれた、バターの香りがまだ温かいクッキー。

「わぁ!嬉しいっ!ありがとうございますっ!」

感激する私たちに、

「イエイエ、ごゆっくりどうぞ」

マスターは、照れながらカウンターに戻っていく。


「嬉しいね!」


「本当だね!」