お昼頃に到着した公園には、既に沢山の人影がありました。


寒い冬を越えたばかりで、まだ葉の硬い芝生が広がる他は、本当に何もない公園。

だけどそこにある景色は、

「おぉー!」

迫力は……


並んで座る私たちの頭上近くを、轟音を轟かせて絶え間なく通過するジェット機。

その大きさに

「大きい…!!」

圧倒されるちっぽけな二人。