シンジ君のお陰で、次の日から私はエナちゃんを恨めしく思う事は、ありませんでした。 心の中で 「まだかな、まだかなぁ……」 と、嬉しい報告を待ちながら過ごす、今までと同じように繰り返される、私たちの日常。 そして、何だかエナちゃんより少し“お姉さん”になったみたいな私。 ううん! 今までだって、実は私の方がオトナだったのかも? ナンチャッテ!