ミーナの初恋

 

溢れそうな不満。

「エナちゃんのケチンボ…」

小さく反撃。

「ム?何か言った?」

チェッ。

「なーんにも!じゃあじゃあ、春休みたくさん遊ぼうよ?」

「いいねぇ!久しぶりにどこか行きたいね」


エナちゃん好感触!


そうだっ!

「ねぇ、ダブルデートしようよ!」

どうどう?

「え〜っ!ミーナとタムラ君のラブラブに付き合うなんて、絶対ヤダっ!」

ダメですか。

「……ミーナとエナちゃんだって、ラブラブじゃん?」

どさくさ紛れに言ってみたんだけど、

「何言ってるの?アタマ大丈夫?」

相手にもされず

「失礼なエナちゃんっ!ツマンナイーッ!」



私の告白は、エナちゃんの一言で、簡単に木っ端微塵にされたのでした。