結局シンジ君の話は全く頭に入らなくて、 別れてからの事はもっと覚えていなくて、 気がついたらもうそれは昨日の出来事になっていました。 私はボーッとしたまま、いつの間にか次の日の朝を迎えていたのでした。 ただ 「エナちゃんにどんな顔をして会おう?」 って、一晩中ずーっと考えていたような気がします。