ミーナの初恋

 


「私がリョーヘイ君に足りないもの、見付けてあげる!」

エナさん、明るく何を言ってるの?

「とりあえず、今日付き合おう?それでも分からなかったらまた別の日も付き合おう!そうしよう?」

まさかの提案に

「てか、エナさん、時間 大丈夫なの?」

思わず恐縮してしまう僕。


「私は自分に都合のいい事しか、提案しませーん!」

「エナさん…」

何てイイヒトなんだ!

まるでマリア様のようだ。

「ありがとう」



僕はエナさんに甘えていいのかな?