エナさんには些細な事かもしれないけど、今の僕にはそれが自信に変わる。 笑顔と言葉の力を知る僕。 ありがとう、エナさん。 とはいえ、僕の話で折角の一日を終わらせてしまうのは、勿体ないから 「そんな事を言うと、エナさんは美味しいパスタを食べながら、僕の暗い話を聞く事になっちゃうよ?いいの?」 笑って言う僕に 「勿論よ!」 と余裕で微笑むエナさんに 「実は僕さ、12月のあたまに彼女にフラれちゃってさ」 思い切って、本気の悩みを告白をする。